学期末は、学生とスタッフのプレゼンテーションが毎週ある忙しい時期であります。
今日のプレゼンは、学生Eさんの「パーソナリティタイプ入門」でした。
先週のkさんのプレゼンは、由佐美加子さんのメンタルモデルでだったので、その辺りの事に詳しいEさんが、この一番シンプルでわかりやすいタイプ論を紹介してくれました。
プロセス コミュニケーションは臨床心理学者・行動科学者であるテービー・ケーラー博士(Taibi Kahler Ph.D)により、開発された心理学に基づいたコミュニケーション(人間関係)モデルだそうです。
このモデルのパーソナリティタイプには、6種類
シンカー 思考・論理タイプ
パシスター 意見、価値観のタイプ
ハーモナイザー 心情、感受性タイプ
イマジナー 内省、想像タイプ
レベル 反応、ユーモアのタイプ
プロモーター 行動、魅力のタイプ
があります。
どの人の中にも、この6タイプの要素は合わせ持っているそうですが、一番強い要素を見てタイプ分けするそうです。
ですが、それぞれどの要素が順番に強くその人を形成しているか?を表したのが、以下の絵です。
ある人の例
↓
その人それぞれの階層があります。この人の場合は一番下の階層のシンカーが、その人の一番濃いタイプになります。(青色)
上に行けば行くほど、その要素は少なくなります。
そしてどのタイプも、心に余裕がある場合や、ぎりぎりに追い詰められた状況になると、そのタイプ特有の傾向が出るそうです。その辺りを知るのは面白いですね。
(見えにくくてすみません💦)
タイプ分けをする意味は、人は皆自分と同じではなく、他の人の思考パターンを知ってその人を理解し、ミスコミュニケーションを回避し、良好なコミュニケーション、人間関係を構築していくことができるようになる事だそうです。
例えとしてTACのメンバーを見てみると、
「なるほどね!ヨシ校長はだから、こういう言動になるんだね!笑」
と皆納得したり〜😂
ただ、このタイプも変化して行く事もあるそうです。
こう言う事を知ると、確かに他人の不可解な行動も理解しやすくなりそうです。
単なる"性格診断分けテスト"で終わらない事が大事ですね。
ブログ担当 棚橋