2023年12月3日 プレゼンテーション

学期末は、学生とスタッフのプレゼンテーションが毎週ある忙しい時期であります。

 

今日のプレゼンは、学生Eさんの「パーソナリティタイプ入門」でした。

 

先週のkさんのプレゼンは、由佐美加子さんのメンタルモデルでだったので、その辺りの事に詳しいEさんが、この一番シンプルでわかりやすいタイプ論を紹介してくれました。

 

プロセス コミュニケーションは臨床心理学者・行動科学者であるテービー・ケーラー博士(Taibi Kahler Ph.D)により、開発された心理学に基づいたコミュニケーション(人間関係)モデルだそうです。

 

このモデルのパーソナリティタイプには、6種類

 

シンカー 思考・論理タイプ

パシスター 意見、価値観のタイプ

ハーモナイザー 心情、感受性タイプ

イマジナー 内省、想像タイプ

レベル 反応、ユーモアのタイプ

プロモーター 行動、魅力のタイプ

 

があります。

 

どの人の中にも、この6タイプの要素は合わせ持っているそうですが、一番強い要素を見てタイプ分けするそうです。

ですが、それぞれどの要素が順番に強くその人を形成しているか?を表したのが、以下の絵です。

 

ある人の例

その人それぞれの階層があります。この人の場合は一番下の階層のシンカーが、その人の一番濃いタイプになります。(青色)

上に行けば行くほど、その要素は少なくなります。

 

 

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そしてどのタイプも、心に余裕がある場合や、ぎりぎりに追い詰められた状況になると、そのタイプ特有の傾向が出るそうです。その辺りを知るのは面白いですね。

 


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(見えにくくてすみません💦)

 

タイプ分けをする意味は、人は皆自分と同じではなく、他の人の思考パターンを知ってその人を理解し、ミスコミュニケーションを回避し、良好なコミュニケーション、人間関係を構築していくことができるようになる事だそうです。

 

例えとしてTACのメンバーを見てみると、

「なるほどね!ヨシ校長はだから、こういう言動になるんだね!笑」

 

と皆納得したり〜😂

 

ただ、このタイプも変化して行く事もあるそうです。

 

こう言う事を知ると、確かに他人の不可解な行動も理解しやすくなりそうです。

 

単なる"性格診断分けテスト"で終わらない事が大事ですね。

 

ブログ担当 棚橋