こんにちは。
TACスタッフの遠藤です。
今日のプレゼンは「トランジション」についてでした。
トランジションとは、人生における「過渡期」のことです。 具体的に言うと、慣れ親しんだ世界との別れ→ ニュートラルゾーン→ 新たな世界の始まりという3つのフェーズで成り立っています。
特に、「慣れ親しんだ世界との別れをいかに受け入れ、 ニュートラルゾーンを過ごすか?」ということが、 トランジションのサイクルを考える上で鍵になります。
元の世界にも戻れない、新しい世界も見えない「宙ぶらりん状態」 の中で、不安や焦りの感情が生まれることはよくあります。 大切なのは、そこから早く逃れたいがために行動するのではなく、 自分と静かに向き合うことです。 そうすることで徐々に変容が進みます。
ATでも「ミーンズウェアバイ」という考え方があります。 エンドゲイニングにならずにプロセスを重視するということです。 先生も生徒も自分全体を使う体験(プロセス)を積むことで、( 言語化するのは難しいものの)確かな変容が促進されます。
こうした個人の変容は、周囲の人にも影響を与えます。 結果として、集団のトランジションを引き起こすこともあります。
TACでも価値観や意見が対立して議論が起こることがありますが 、トランジションのプロセスを認識していて、それを「 新たな考えやアイデアが生まれる前触れ」 ととらえることができれば、議論の勝ち負けでなく、 もっとポジティブで可能性に満ちた場にすることもできますね。
🌱🍀🌱🍀
(追記)棚橋
知子先生、ためになるプレゼンをありがとうございました。
クラスのそれぞれが自分のトランジションについて考えるきっかけになった事でしょう。
今日のTACは、休憩前にピアノのアクティビティをしたり
チューブを使ってストレッチをしたりしていました。
今日も充実したクラスでした。お疲れ様でした。