今日はプレゼン担当は棚橋でした。
テーマは「朗読をしてみよう!」
最近、TACのHPに挙げるための動画を編集していて、ナレーションを入れる作業をしているうちに、段々と文章を朗読するのに慣れてきました。
実際、朗読はアレクサンダー自身も朗読に苦戦したところからアレクサンダーテクニークにつながった訳なので、朗読とATの相性はとても良いはず!
今回私自身も朗読をすることで、舌のこと(私の場合はフルート演奏にもつながるし、英語やドイツ語の発音にも関係するので大変興味深い)や、フレーズ、そしてもちろん、ノンドゥーイング、インヒビションを意識する事など、いろいろ体験ができました。
と言うことで、今回のプレゼンは、クラスの皆さんにも朗読を体験して頂こうと思い、このテーマになりました。
朗読に使ったのは、私がナレーションをした文、そのまま。
①まずはテキストを見て、皆んなで一文づつ順番に読んでいく。
この文章は、1文が最初は短くて、後半はだんだんと長くなってくるので全部を朗読するにも、なかなかやり易いのです。
今回は1人1文でしたが、どれがまわって来るのか?によってもやり易さもいろいろだったと思います。
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②1人ひとり、練習の時間をとって練習。7,8分くらい。
ヨシ先生もこの個人練習、すごく熱が入ってましたね。
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③2人一組になって、ハンズオンを交えて朗読する。
今日は、教師3対学生3だったので、上手くペアができました。
私は、皆さんを観察させて頂きましたが、いろんなアイディアでアドヴァイスしていて、なるほどなあと思いました。
④最初の時の様に、全員集まり、1人1文づつ読んでいく。
最初よりずいぶんスムーズに、心地よく流れを持って読めたのでは?と思います。
今日、一番みなさんに伝えたかったことは、「上手く読む」ではなく、「プロセス」を大事にした結果、流れがある朗読ができる、そんな経験をする、と言う事でした。
皆さんの感想は、「とても面白かった!」ようです。
STAT系列(イギリス直属の伝統的なAT教師養成の学校)の学校は、身体の奥に働きかけるチェアワークが中心で、割と日常の動作を授業で扱う事は少ないのですが、やはりこういう形のアクティビティは、たまには大事ですね。
何事もバランスが大事だと思います。
「またやりたい!」との声もあったので、また朗読の時間を作ってもいいかもしれませんね。
ブログ担当 棚橋