2023年12月18日 プレゼンテーション

今日は、2ターム目に入った学生のIさんのプレゼンテーションでした。

以下、まとめをIさんに書いてもらいました。

 

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テーマは

「心を動かす音の心理学」行動を支配する音 ~音楽コンサルタント~ 

 斎藤寛著

でした。

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この本は、心と体を健全に保つために、音楽(聴覚)の視点から脳にの関わりについて書いてあります。

 

4万年前に発生したと言われる音楽は、人の生きる力に密接に関係していて、

人と人の結びつきに欠かせないものでした。

 

①音楽は感情(やる気)を動かす。

②その感情は、脳の中で特に原始的な部位大脳辺縁系で生まれる。

③音楽は脳全体を刺激する

④音楽を聴くと何となく良い気持ちになる程度の解明が進化しホルモンレベルでの影響がわかってきている。

 

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🎶音楽で変わる行動心理学として、

☆BGMの効果は例えば、

―1911年アメリカの工場作業現場で、環境改善を目的としてBGMが使用され、1915年にはエジソンが発明した蓄音機により録音された音楽が再生された。

生産性が高まり、士気を向上させ、ミスを減少させた。

 

―例えば、飲食店などのお店の印象は視覚情報に勝るとも劣らない程、音楽がカギとなる。

・会話をスムーズに楽しんでもらう為のマスキング効果

・雰囲気を明るい、楽しい、高級感、落ち着く、くつろぐ等のイメージ効果

・BGMでターゲットを絞る

・テンポで人の行動が変わる 

ランチタイムとディナータイムの音楽で食べる速度も変わる。

・音量を変える効果

 

 心理学で言う「同調行動」により音が大きいと会話の音量も大きくなる。

 ※人間には「集団的潜在意識」がありこの空間にはこの音楽という暗黙の了解としての「基準音楽」あり、好みに関係なく一致する。

・オフィスでのBGM効果

 メンタルヘルスが大事な今、ストレス軽減に音楽を!

 

🎵聴覚感性を研ぎ澄ます

・現代人は過剰な音にさらされ、刺激に慣れる事の弊害が起きている。

音の洪水から集中力を失う事態を避けるためには普段から刺激の少ないニュートラルな音から自分の感情を感じ取る訓練をすると良い。

 

 

🎶さて、 ここでこの文章を読まれた皆様に、質問です。

  カフェ店舗ではどんなジャンルのBGMが色んな効果を満たすのに良いとされたでしょう?

評価の高かったジャンルが2つあります。

              ↓

              ↓

ボサノヴァと、ジャズです。

 

プレゼン当日は学校で事前に、3つの場面でBGMを流しました(^^♪

先ずは登校時間work中の少しの時間tea timeです。

※に記述しましたように、TACのイメージに合うような音楽をチョイスしました。

 

もちろんtea timeにはジャズピアノを流しました( ´∀` )

 

🌲

 

AT の学びにより真の自分と向き合う毎日に、音楽をうまく取り入れ、脳を喜ばせ、感情を上手にコントロールし、心地よく生活していこうと思います。

 

🍄

 

音楽の役割を改めて考えさせられたプレゼンでした。

現代人にとって、確かに聴覚への刺激は過多ですね。

ATを学ぶ私たちは、音楽も大事ですが、まずはその手前にある聴覚と言うものをまず大事にして行きたいと思いました。

そうすることで、音楽は更に私たちにパワーを与えてくれそうですね。

 

担当 棚橋