今日は、TACのイベント、クラニオ*の先生方とワークをシェアするビックイベントでした。
*「クラニオ」とは、ネットで調べてみると、クラニオセイクラル療法、頭蓋仙骨療法と呼ばれ、オステオパシーの一種で、主に頭蓋骨から骨盤を軽く触れる手技によって脳脊髄液の流れを改善する療法です。頭蓋仙骨系にかかわる部位を、体が行きたい方へ手技でガイドしながら、捻れ、歪み、こわばり、トラウマ等を解放に向かわせるように促します。と言うものだそうです。
これは、学生Eさんのプレゼンの一環でもあり、またAT以外のワークを経験すると言う1学期に1回のTACのイベントでもありました。
Eさんは、既にクラニオの先生で、その関係で今回の企画をしてくれました。
我々ATチームは9人、クラニオチームは10人(中には関西、名古屋などから駆けつけてくれた方々も!)、総勢19人で、江東区の施設を借りて行われました。
我々、ATチームは、直前の夜中まで、レッスン内容の計画を練っておりました。😅
午前中は、まずセンタリング。
センタリングは、クラニオではよく行われるらしいのですが、軽い瞑想みたいな感じで、今回はクリスタルボールの音色と共に、日常のざわざわから自分に戻り、静かな空間を皆で共有します。
センタリングでは皆が静かになり、みんなのエネルギーが静かになるのが不思議でした。きっとクラニオ&ATの教師達ならではの場のエネルギーを感じました。
そして、軽く自己紹介。
それから、午前の部はATの紹介をしました。
ATの紹介では、学生さんのお二人が事前に資料を用意して頑張ってくれました。
とっても良い紹介になりました。
そして、その後それぞれのセッションまで少し時間があったので、2つのグループに分かれて、お互いのセッションまでに話しておきたいことなどを、確認しました。
そして、いよいよお互いワークの開始です。
グループ①は最初がクラニオのセッション。
グループ②は、最初がATのセッションでした。
私(棚橋)は、グループ①でしたので、先にクラニオを受けさせて頂きました。
とっても心地よく、気づいたら、意識が半分あるけど、半分ないような世界にすーっと入って行きました。身体の中から何か整ってくる感じ?というのかな、すぐ大いびきで寝てしまいそうでした。(注)あくまでもこれは、私個人の感想です😀
そして、あっという間に(と言っても1時間強)気持ちの良い時間は終わって、お昼休憩。それぞれのグループで施設併設のバーミアンで昼食をとりました。
昼食が済んだら、和室の広間に移動し、歓談やワーク。
グループ②の人たちは休憩時間にもかかわらず、熱心にワークをやっていました。
さて、午後の最初は、再度センタリングを経てクラニオの説明から。
クラニオの歴史や考え方、効能までを教えて頂きました。
クラニオはオステオパシーから来ているそうで、その起源はF.Mアレクサンダーが活動していたのと似たような時期だったようで、興味深いです。
また、人の肺呼吸より以前に存在する呼吸を、「第一次呼吸」と呼ぶそうで、ATで言うところの「プライマリーコントロール」に近い感じがしました😃
そして午後は、①のグループがAT ②のグループがクラニオのセッションでした。
私のグループは、AT教師3人に対して5人のクラニオの方々。ちょっと時間は少なめでしたが、1人10分のワークを三人の教師から計3回受けて頂きました。
皆さん、普通の初心者さんと違って感覚が良く吸収も早くて驚きました。😳
そしてあっと言う間に最後のシェアの感想タイム!
1人1人感想を話しました。
皆さんの感想で一番多かったことは、お互い驚くほど、考え方の方向性がとても似ている!と言う事でした。
似ているけど、また違う!
例えば、私が思うクラニオの良いところは、身体の深いレベルまで変わっていくと言う事。
そしてATの良さは、日常の中の動作で実際に役に立つことができるワーク。
そしてお互いのワークをシェアし合う事で、自分にワークがより充実したものになるのではないか?ということを皆さん感じたようです。
クラニオの人たちは、皆さんとても良い素敵なあり方だったね、とATチームで後に話していましたね。
さて、最後に写真撮影!
これからも、ワークを交換してきましょう。よろしくお願いします。
(ブログ担当 棚橋)