こんにちは。TACスタッフの安藤です。
今日は、とある試みをさせてもらいました。それは、”場づくり”に関することです。
興味あるテーマを探求できる場。
正解を求めるのでなく、正解とされるものをあくまで設定として捉え試行錯誤し、そういったなかで生まれた感覚の断片を拾っては、各々が育てていける場。
安心して失敗できる場。
教える教わるという関係性でなく、巻き込み/巻き込まれるなかで何かが生まれてくるような場。
そんな場があったらいいなと長らく思ってました。しかし同時にどう形にしていいかわかりませんでした。
今日は僕のテーマのひとつである、「くつろぐこと」のワーク第一弾として、
演出家であった竹内敏晴さんの「呼びかけ」のワーク、
という外枠を借りて、プレ的な感じでやらせてもらいました。
※行った呼びかけのワーク。
呼ぶ側、呼ばれる側、見る側に分かれます。
呼ぶ側の1人が真ん中あたりに立ち、離れて楕円状に後ろ向きに座った呼ばれる側の人達の中から1人を選び、その人に呼びかけます。
誰が呼びかけられたと思ったか、
どこに声が飛んでいったかなど、
感想を述べます。
呼びかけの言葉は自由。
「いい天気ですね」
「ちょっとこっちきてください」
「すみません」など。
ただ自分にとってリアリティのない言葉は使わないようにという注意は与えました。
それ以外は自由で、目を瞑ったり、動作をつけたり、距離を変えたりと、各々が工夫をしていました。
ワークの最後に、竹内敏晴さんの「呼びかけ」のワークの動画を見ました。(呼びかけのワークは、この中の⑥竹内演劇研究所レッスン-1987になります。)
そして、感想をシェアし合いました。
このワーク、誰が呼ばれているのか?
「自分に向かって話しかけられていると思っても、実際は隣の人だった。」とか、
「呼びかけてみたけど、誰も反応してくれなくて皆で大笑い!」
みたいな事もありました。
個人的には、それぞれの人が持っている声の質感の違いや、蛇行の仕方などがあり、、それらは普段の練習では気づかなかった蠢きであり、声の動きが身体にも現れてるんだよなぁと考えると面白く、、声からみえる身体ってあるのかなぁと思いました。
正直プレゼンをやってる内に、自分が迷子になってしまった感はいなめませんが😅それぞれが何かをみつけ、持ち帰ることができたなら嬉しく思います。
最後に。
今日のワーク画像。↓ 男3人組のワーク!
なかなか良い感じですね!
今学期も皆のプレゼンテーションが楽しみです。