今日は、前回4月にも行った谷中先生の音楽プロセス体験ワークショップでした。
入門講座として、今回は第2回目でした。
今回は、前回より少人数でテーブル2つを使ってのワークでした。
最初は、ウォーミングアップ!
2歳児になったつもりで、画用紙にクレヨンで自由に描く!
そこから、自分の自由な動線を描く。
次に、「イチジク、ニンジン、さんしょに シイタケ ごぼうに 、、、、、」
のわらべ歌で〇を描く!
そして、曲に入っていきます。今回は2曲やりました。
1曲目は クリーガーのメヌエット。3拍子のシンプルな曲です。
この曲のメローディーが膨らんだり、縮んだりするのを谷中先生のピアノに合わせて描いていきます。
何回かやるうちに、皆さん少しづつ、書くことに慣れてきたようです。
今度は、膨らむところ、縮むところを逆にします。
この2通りをやって感想を聞いてみると、人によってどっちの方がやりやすい、気持ちが良いか?は違うようでした。おもしろいですね。
最後に一番自分の好きな形を描きます。 さすがみなさん、のびのびと描かれていますね。
🍋
1曲目より少し音が多い曲です。
こちらは、ピアノの右手、左手、に分けて、リズムを描いていきます。
左手のリズム↓(ナイキのマークではありません😂)
その上に右手のリズムを重ねる。↓
そして、最後は画用紙に円を描いて8等分にして、このメロディを重ねて行きます。
最後は動画でどうぞ!
こちらが完成したもの☟
それぞれにきれいなお花ができましたね。
そして最後に、最初この曲を聞いた時と、ドローイングをした今との聞こえ方の違いを比べました。
この音楽プロセス体験ワークショップは、
名前の通りプロセスが大事です。
きれいに描けたかどうか?が大事ではありません。
きれいに描くことに集中する(エンドゲーニングする)のではなく、「どんな事を感じたか?」「自分は何を思ったか?」が大事になります。
楽しいだけではなく、時に自分っていうものに直面し、辛いこともあるワークですね。
これが、我々TACでやっている事と、この音楽プロセスワークの共通点ですね。
そして最後に皆んなで、感じた事をシェアをしました。
「音を丁寧に聞いた、味わって聞いた。音楽の歴史を感じた。」
と言う感想に対して
当にこのワークショップでは「聞き方の解像度をあげていく」事を意図しています。と谷中先生が言っておられました。
他に
「身体を揺すりながら書きたいと思った。」
「昔大学でやった古典舞踊の授業は退屈だったが、今日は踊りたくなった」
「音が入ってきて、そこからアニメーションみたいなものが見えてきた」
「馴染み感が1回目2回目違った」
「お互いの描いたもののシェアができて良かった」
「クレヨンの色の選択が困難で集中し難かった。」
「学校でもこれをやれば楽しいのに!距離感、量の感覚の学びに良い」
などなど、それぞれの感想がたくさん出て来ました。
話は尽きず、教育の話、音楽とは何なのだろう?と終わってからも長い時間、残ったメンバーで話していました。
谷中先生、今回もありがとうございました。
(編集担当 棚橋)