こんにちは。ブログ担当棚橋です。
毎日暑い日が続いていますが、今日は若干暑さがましだったような?
TACは夏休みも終盤です。!
皆さん、ゆっくり休養できているでしょうか?
さて、今日はトライアルレッスンご感想の紹介です。
今回レッスンを受けて頂いたMさん(女性)からの感想は、アレクサンダーテクニークをご存知ない方々にも興味深い内容ではないかな?と思い、ブログで紹介させて頂くことにしました。
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ここでの体験は、一言で言えば、「不思議な感じ」でした。
受講前は、アレクサンダーテクニークについての情報があまりなく、ホームページの説明を読んでもいまいちよくわかりませんでした。しかし、実際に体験する中で、先生が「フワーとしたままでいいんです。そういう言葉にならない部分も大切にしています」とお話ししてくださって、腑に落ちました。まさに経験知とはこのことだと思います。
このクラスを受ける前までの自分は、自分の身体のポジションや姿勢に疑念を抱いていました。整体などで「本来こうあるべき」と教えてくれるポジションと自分の普段の姿勢が違うので、「自分の姿勢を正しく矯正しなければいけない」と感じていました。
しかし、アレクサンダーテクニークではそもそも「自分の身体が自分の正しい位置を知っている」と考えていると教わり、実際に先生に導いていただくことで、とてもスッキリと立ったり座ったりできたことで、その強迫観念や不安感のようなものがなくなりました。それまではずっと自分の身体やポジションに不安だったというか、しっくりきていなかったのです。
感動したのは、立ったり座ったりするワークです。自分が人形型の風船のように、膨らむような感覚で立つことができて驚きました。「腔を大切に」という話をYouTubeなどで聞いたことがあり、知ってはいたのですが、これのことか!と思いました。
身体の緊張についても、新しく発見することばかりでした。
「お腹が緊張している」とか「肩に力が入っている」とか。例えば私はずっと肩こりが酷くて、整体に通ったり、ヨガをしてみたり色々試してみましたが、実のところ、その原因の方に対してはあまりよく考えていなかったと気付きました。先生に指摘された後、よく考えてみたら、日々の生活で無意識に肩に力を入れていることが多く、だからすごく肩が凝っていたのだと気付きました。
私は役者をやっているので、表現の面でも、このクラスを受けられて良かったと感じます。芝居をするときには、自分の身体をよく使えるかどうかが大事で、そのためには自分のニュートラルな状態を知ることが大切だと考えています。このクラスを受けて、自分の身体に自信が持てるようになり、自分の中心に帰るという感覚を少しだけ持てるようになりました。だからこそ、役になるときに、普段の自分と比較して、ここに力をこめようとか、緊張させてみようみたいなことが、やりやすくなったと感じます。
また、アレクサンダーテクニークのクラスを受けている間は、思考よりも感覚を大切にするので、感性的なものをひらく時間にもなりました。このクラスを受けた後、演技のレッスンでより相手と繋がったり、感情を受けとりやすくなりました。
このクラスで先生にかけていただいた「自分の中心に戻る」「背骨がつながっていて、その間には隙間がある」というような導きの言葉は、自分の中で大切に残っていく気がします。
アレクサンダーテクニークは、また機会があれば指導していただける場所で取り組みたいと思いますし、自分の周りで姿勢矯正などで迷子になっている人や、表現と身体について興味がある人にぜひ勧めたいと思います。
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ATのレッスンを受けた感想はきっとそれぞれに違うと思いますが、Mさんは5回のレッスンでたくさんの事に気づかれ、また感じられたのが文章から伝わって来ますね。
是非、またレッスンを続けてみて下さいね。
ありがとうございました。
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TACは9月4日から始動です。
引き続きトライアルレッスンも募集しております。
またモーニングクラスへのご参加も歓迎です。
夏バテに気を付けて、9月にまた元気で会いましょう!