みなさん、こんにちは。
TACスタッフです。
- Work on self -
TACでは、カリキュラムとして毎日 work on self という時間を設けています。
日本語に訳すと「自分に働きかける」という意味になるのでしょう。
アレクサンダーテクニークそのものが、常に自分で自分自身に働きかけるワークです。
教師になると生徒さんへ手を置く時間が必然的に長くなります。
とくに目の前の生徒さんから「肩こり・腰痛がひどくて」などと打ち明けられると、その痛みに共感し、何とかその痛みを取り除いてあげたい、という欲求がわいてくることも少なくありません。
それでもアレクサンダーテクニーク教師としては、目の前の生徒さんへハンズオンワークを開始する前に自分自身に対して働きかけることから始めます。
「自分への働きかけ」
それは学校で過ごす生徒でいる時間だけの下積み経験ではなく、卒業しても、教師となっても。
何年何十年と続けていく作業なんだと今なら思えます。
アレクサンダーテクニークをまだ知らない頃。
高齢なマエストロがインタビューで「数えきれないほど同じ曲を振ってきてきても、スコアを見ると新しい発見がある」と答えている記事を読むたびに、いったいどんな発見があるというのか?とても疑問でした。
たとえばベートーベンの第9なら、日本ならほぼ必ず年末に数回演奏会。
それを何十年も続けている人がそれでもスコアを見て新しい発見をするって、いったいスコアのどこを見たら見つけられるんだろう?ってずっと思っていました。
でもアレクサンダーテクニークを通じて自分と向き合うと、自分自身の事なのに本当に新しい発見があるのです。
もちろん、毎日毎回新しい発見があるわけではありません。
でも週単位、月単位、年単位で見ていくと、継続することで今までの自分になかった機能や使い方を発見したり。
一度は「これは自分には当てはまらないなぁ」と考えていた使い方やアイデアに対して実はとても自分に大切なものだったのだと気づいたりします。
Work on self
TACに参加することで改めて「自分への働きかけ」というテーマに向き合う大切に気づき取り組んでいます。